明日12月2日が無事に来れば・・・キセルのアルバム「明るい幻」が
全国のレコード店、CD店、通販サイトに入荷する日なのであります。
2014年12月2日、店頭入荷。忘れない日になりますなー。雨でも雪でも
晴れでも(晴れて欲しい)、早くみなさんの手元に届けばいいなと思います。
2008年の1月に発売した「magic hour」の発売日、東京は雪でした。
そしてキセルの7枚目のアルバム「明るい幻」が12月3日に発売されます。
2001年の「夢」、2002年「近未来」、2004年「窓に地球」、2005年「旅」、
2008年「magic hour」、2010年「凪」。そして2014年「明るい幻」。
今作はキセルのアルバムの発売周期的に一番間隔がある作品です。
もちろん、その間には3枚組レアトラックス集「SUKIMA MUSICS」やDVD
「野音でキセル」など発売し、全国各地で精力的なライブ活動を行っておりますので、
実際そこまで僕らも時間が経っていたとは思ってませんでした。しかしながら、
徐々に生まれるキセルの新しい楽曲たちの素晴らしさに、早くアルバムとして
まとまって聴きたいという気持ちは自ずと付いてくるもので、じっと、いや
実際かなり催促しながら待っていました。見事完成しました。
今作は震災以降キセルがはじめてリリースするアルバムになります。震災から
3年半の時間は過ぎておりますが、もちろん、ただ過ぎているだけではなく、
キセルも一人の人間として、一人の音楽家として作品作りの中で影響を
及ぼさない事はなかったでしょう。実際作詞の部分ではキセル史上一番
難航しました。そしてそれを越えてきた辻村豪文がキセルとして生み出した
今作の歌詞の数々は、今までにない輝きと慈愛を同居させたものになっていると
感じてます。何処かここじゃない感覚、でも身近な感触。
そして楽曲の素晴らしさは流石の一言に尽きます。その楽曲を長年レコーディングを
共にしてきた内田直之によるアナログレコーディング、ミックスがこれでもかと
純度をあげていき、その中でキセルにしか出せない浮遊感、さらに新しい特別な
唄を歌ってくれてます。
この数年特に思うのですが、たくさんの音楽が毎日毎晩世界中で生まれ、技術的にも
様々な形で音楽を制作できる環境が存在します。そんな中、やはりその人しか出せない
「唄声」というのは変え難いものものであり、どんなに時代が進んでも、特別なもので
あるなと思っております。キセルの唄は、僕にとって時代を超えて特別なものであり、
そこで歌われる唄は無くてはならないものだと思ってます。
そんな折に完成した「明るい幻」は、みなさんのこれから先の生活の中で、時に
寄り添ったり、時に輝いたり、時に帰り道で響いたり、時にお風呂場で鼻歌になったり、
時に躍動したり、聞く時々で違った発見と喜びを鳴らしてくれると思います。
「明るい幻」、キセルのアルバムの中で一番好きです。ぜひ聞いてもらえたらと
思います。
おっと!おっ〜〜〜っと!
なんだか真面目に書いてしまっておりますが・・・最高に良いアルバムなんです!
みんなに聞いてもらって「すげー良いじゃん!」となるはずでのでお楽しみに!
特設サイトも覗いてね!特典、インストアなどの詳細も記載されてますよー!
→『明るい幻』特設サイト
ジャケットもすごい素敵な手触り!是非手にとってみてください。
予告編を見てない人はしかと見てくださいー!
明日、聞いてもらえるの凄い楽しみです。そして来年の全国ツアーでお会いしましょう!
明日はいよいよキセルのアルバム「明るい幻」の店頭入荷日です!激烈に最高なので、是非とも聞いてください!
2014.12.01