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ほぼ日の特別なコンテンツ「福島の特別な夏」の最終回で流れる「栄冠は君に輝く」を二階堂和美が歌と演奏を担当。

2011.08.31

事務所で啜り泣くという行為は実は何度かありまして、振り返ると節目節目の
時期だった事だったなぁという事が思い出されます。
7月からほぼ日ではじまった永田さんの「福島の特別な夏」
これを最初から読んだ時はもう事務所で、啜り泣く、啜り泣く。夏の日の
午後でした。「読んだ方がいいよ」と会社のスタッフに促すと、その人も
啜り泣く。あぁ対面式の事務所じゃなくてよかった。二人して対面して泣いている
事務所は本当にまずい(笑)。
泣いたという行為はなんだか不思議ですよね。嬉しいときも泣く場合があるし、
ひたすら悲しい場合も泣くし。怒るとかとは違いますよね。はじめて
「福島の特別の夏」を読んで泣いたのはどちらなのか?いまいちはっきりしなかった。
原発にたいする怒りはもちろんだし、震災の突然の別れや、日常がまるっきり
違う形で続いていく姿。そこにやはり夏はきて、福島の特別な2011年の夏がはじまり、
終わる。営みというんでしょうか。何回福島、東北の人は泣いたんでしょうか。
二階堂さんが「福島の特別な夏」を読んで、「最初から中心について言及する
のではなく、少しずつ遠くから、感じさせる言葉や事実を足していくってのは、
一番伝わるのかもね」と言ってました。その通りですねって。僕らはどうも
すぐに話を真ん中に行きがちですよね。
しかしながら、一体なんのこと書いているの?これなんだろう?となりますよね?
これじゃ。
僕の文章力の無さを痛感しつつ、みなさんには是非今夜でも明日でもいいので、
少し暑いうちにはじめから読んでもらえたらと思います。
そして、その「福島の特別な夏」の最終回にエンディング曲として二階堂和美が
「栄冠は君に輝く」の歌と演奏を担当しております。
もうね、本当に反則だ〜!という仕上がりです・・・。
言葉多くなってしまうので、みなさん読んでみてください。
「福島の特別な夏」

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